Hクラスは落ちこぼれ?浜学園で1番上のクラスでなくても大丈夫か解説

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「いざ入塾したけど、うちの子は1番下のクラスになっちゃった。受験はちゃんと合格できるのかしら?」

浜学園ではなるべく成績の近い人同士で切磋琢磨できるように、クラス分けされています。教室によってクラスの数は異なりますが、大まかには上から順番に、Vクラス、Sクラス、Hクラスとクラス分けされます。

入塾段階でVクラスだとひとまず安心するとは思いますが、Hクラスだと不安に感じる親御さんもいるのではないでしょうか。

今回の記事では、1番上のクラスでなくても大丈夫かどうかやクラス替えの仕組みなどについて紹介します。

あくまでクラス替えは受験合格までの過程に過ぎませんが、今の自分の立ち位置を知れる指標です。勉強のモチベーションとしましょう。

この記事を読んで分かること
  • 1番上のクラスでなくても大丈夫かどうか
  • クラス替えの仕組み
こんな方に読んでほしい
  • 上のクラスに上がれなくて不安な方

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目次

1番上のクラスでなくても大丈夫か

結論から言うと、1番上のクラスでなくても受験で大丈夫かどうかは、誰にも分かりません。ただ、1番下のクラスの人が灘中に受かるかというと厳しいです。

とは言っても、

  • 上のクラスにいて偏差値の低い中学に絶対受かるか
  • 下のクラスにいて偏差値の高い中学に絶対受からないか

というと、そんなことはありません。クラスは、現地点での成績の目安です。受験に「絶対」や「大丈夫」はないです。

どのクラスでどの志望校を目指しても、すべきことは自分の成績を高めることだけです。

クラス替えの仕組み

浜学園は2ヶ月に1度クラス替えがあります。「毎月ある公開テストの2回分」と「毎回の授業で実施される復習テスト」の成績からクラスの入れ替えが決まります。クラス替えの時期になると、全員にクラス替え通知の紙が配られ、開けると次の2ヶ月のクラスが書いてあります。

浜学園OB

私は結局一度も、クラスを上がったり下がったりしませんでした。

全体に対して、誰がクラスを上がる、下がるといった告知はなく、月が変わるとその時点で人が入れ替わっています。対象者がいなければ、クラスの入れ替えはありません。

ちなみにクラス替えのタイミングで、席替えも行われます。

クラスと合格実績の関連性

先ほども述べたように、受験に「絶対」はありません。

私自身はずっと真ん中のクラス(Sクラス)所属でした。最後の志望校別模試では10番以内に入りました。ですが、第一志望の中学校の結果は不合格でした。

一方、SクラスとHクラスを行ったり来たりしていて、私より成績が良かったことがほとんどなかった仲間が、私の志望校に合格していました。

クラスは目安にはなりますが、実際の合否には関係ありません。時の運もあります。いつでも戦うのは、他人ではなく自分です。

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クラスが変わると変わる3つのこと

宿題の難易度と量

どのクラスの人も等しく同じ宿題に取り組む訳ではありません。クラスによって宿題の量や難易度が変わります。

使うテキストはクラスに関わらず同じです。例えば、算数ならば、基礎問題、標準問題、発展問題の3種に分かれていて、Vクラスは標準問題と発展問題、Sクラスは基礎問題と標準問題、Hクラスは基礎問題に取り組むことが推奨されます。

クラス基礎問題標準問題発展問題
Vクラス
Sクラス
Hクラス

もちろん、自分のクラスの推奨範囲を超えて取り組むことは問題ありません。

担当の先生

授業にもよりますが、クラスで担当の先生が変わることがあります。例えば、算数の授業はVクラスはA先生、SクラスはB先生、HクラスはC先生といった具合です。

浜学園の講師の先生はみんなレベルが高いです。そのため、クラスが下だから授業のクオリティが下がるといったことはありません。普段の担当の先生がお休みの時は、違うクラスの先生が担当することもあります。

ただ、私の体感ですが授業の緊張感は上のクラスに行くほど高まります。上のクラスの方が、厳しい先生が割り当てられていたことが多かった気がします。(厳しい先生ばかりではありませんのでご安心ください。)

下のクラスでは和やかな雰囲気で授業が行われますが、上のクラスでは面白い授業が展開されつつも、授業をちゃんと聞くときと楽しむときとのメリハリをはっきりつけます。

周りの友達の雰囲気

授業のメリハリがあるのは、担当の先生が違うというより、クラスにいる生徒の雰囲気が違うことの方が大きい要因かもしれません。

上のクラスと下のクラスで生徒の雰囲気がどう違うかというと、視点が他人に向いているか、自分に向いているかという点です。

私は4年生のときは2クラス中の下のクラス、6年生の通常時は3クラス中の真ん中のクラス、6年生の夏期講習は1番上のクラスにいました。浜学園では毎回の授業で、前回の授業の復習テストを行うのですが、4年生のときは「お前は何点だった?」「お前は?」と他の人の点数を気にする子が多少いました。真ん中のクラスでは、クラス替えの時期になると誰がクラスが上がるのか下がるのかが気になる子がいました。

ただ、6年生の夏期講習で1番上のクラスにいると、他の人の成績を野次馬根性で知ろうとする人はいませんでした。自分の成績を上げることを1番に考えていて、他人の成績を知ったところで何も変わらないと無意識ながら気づいているのでしょう。

上のクラスに上がるために必要なこと3つ

日々の努力

上のクラスにいくために最も大きな必要要素は、日々の努力です。出された宿題はきっちり理解して最後まで取り組む。1番上のVクラスの人はこれを徹底しています。

「宿題をきっちり取り組む」とはどういうことかというと、解けなかった問題が解けるようになるということです。
そのためには間違えた問題のやり直しが重要です。宿題を取り組んだ日から1日以上経ってから間違えた問題を解き直すことで、知識がより定着し、苦手を克服することができます。

宿題の取り組み方に関してはこちらの記事も参考にしてください。

小学生の頭脳の成長

子どもの頭脳は小学生4年生〜6年生の間に大きく成長します。
(参考文献:https://www.oyagyosaitama.com/brain-science-9to12years-old/

ただ、この成長時期は子どもによって個人差があります。4年生のうちに成長する子もいれば、6年生でも脳の成長が追いつかない子もいます。

ちょうど受験勉強を始める時期が脳の成長の時期ですので、あまりクラス分けを気にしすぎる必要はありません。全員がすべきである基礎固めをきっちりしていれば、発展問題は後からできるようになります。

私と同じくらいだった成績の子が途中で一気に成績が上がって、クラスを上がっていったことがありました。もちろん、本人が努力した結果という可能性もあります。

浜学園では、頭脳の成長に合わせて成長できる仕組みとして「スパイラル方式」を採用しています。

スパイラル方式

同じテーマでも子供の理解力の発達にあわせて「経験の段階」→「使用の段階」→「意味理解の段階」と繰り返し提示していきます。同一学年で繰り返し学習し、学年をまたがって再度復習する。これが浜学園独自のスパイラル方式です。

例えば算数で言うと、旅人算や場合の数など、単元に別れていますが、学年が上がっても同じ単元を繰り返します。ですが、学年が上がると問題のレベルが上がっていきます。復習を繰り返しつつ、レベルが上がっていくので、定着しやすいです。また、学年の途中でクラスが上がっても、単元ごとの授業なので遅れることはありません。

親の協力

最後に挙げるのは、親の協力です。協力といっても、いつも側にいて勉強に付き合う、毎回塾の送り迎えをする、テストの復習に付き合うなど、密着して勉強に寄り添うということではありません。

子どもの良いサポーターになるというようなイメージです。具体的に手伝えることは以下の3つです。

目標設定

合格を目指す学校という大きな目標から、宿題を終わらせるための小さな目標まで、設定するのが難しければ手伝ってあげましょう。

ポイントはあくまで目標を設定するところまでで、目標達成のためどうすれば良いかは子どもに考えさせるようにしましょう。

「来週までに宿題を終わらせるためにはどうしたらいい?」
「本当に1日でやれる?」
「時間を見つけるにはどうしたら良いかな?」

子どもから目標達成の手段を引き出しましょう。

環境整備

勉強ができる環境も大事ですが、まずは規則正しい生活習慣を送れるような環境整備が大事です。例えば、下記の時間はなるべくいつも同じ時間にしましょう。

  • ご飯を食べる時間
  • お風呂に入る時間
  • 寝る時間
  • 起きる時間

体内時間を整えることで、勉強した内容が頭に定着しやすくなります。特に睡眠時間の確保は重要です。個人差もありますが、最低でも6時間(個人的には7時間)は寝るようにしましょう。

また、「勉強を教えてもらえる環境」は浜学園そのものです。親が勉強を教える必要はなく、分からない問題があれば塾へ行って質問するように促しましょう。授業の無い日にいっても、その教科の先生がいれば教えてもらえるはずです。質問しに行くのに躊躇しているようであれば、背中を押してあげましょう。

モチベーションの維持

受験勉強していると、成績が上がったり下がったりすることも多いでしょう。その度、一喜一憂すると思います。

調子の良い時は勉強するけど、良くない時はやらないといったことにならないように、勉強のモチベーションを維持する必要があります。

モチベーションを保つためにできる具体的な行動としては、「プロセスを評価する」ことです。「良い点数取れたね!」ではなく、「宿題をきっちり終わらせて偉いね」「間違えた問題でもできるようになってるね」など、過程を褒めてあげましょう。

プロセスを評価することの効果については、『「学力」の経済学』にも記載があります。

お子さんと日頃からコミュニケーションをとって、モチベーションを維持させてあげましょう。

まとめ

今回は、1番上のクラスでなくても大丈夫かどうかやクラス替えの仕組みなどについて紹介しました。

受験に「絶対」や「大丈夫」は無いので、1番上のクラスだから良い、1番下のクラスだからダメということはありません。実際に同じ中学校を受験しても、上のクラスでも落ちたり、下のクラスでも受かったりします。合否結果とクラスのランクが必ず結びつくわけではありません。

クラス替えは、「毎月ある公開テストの2回分」と「毎回の授業で実施される復習テスト」の成績からクラスの入れ替えが決まります。上のクラスへ上がることをモチベーションに勉強に励むことができます。

クラスが変わると変化することは以下の3つです。

クラスが変わって変わること
  • 宿題の難易度と量
  • 担当の先生
  • 周りの友達の雰囲気

宿題の難易度は上がり、先生が変わることもあります。周りの友達の勉強に向かう真剣さは、上に行くほど高くなります。

クラスを上がるためには以下の3つの要因が大きいです。

クラスを上がるために必要な要素
  • 日々の努力
  • 頭脳の成長
  • 親の協力

小学生の頭脳の成長には個人差があります。なので、いつ成長のタイミングが来ても良いように、日頃から宿題をきっちり行って、基礎を固めておきましょう。

親の協力として具体的に手伝えることは以下の3つです。

親が協力すること
  • 目標設定
  • 環境整備
  • モチベーションの維持

目標を達成するための「手段」を子どもたち自身に考えさせて、取り組ませることが大切です。走り出した子どもたちが、完走できるようにサポートしてあげましょう。

クラスが上がるのは、過程にすぎません。どんなクラスに所属していても努力を積んで、合格を勝ち取りましょう。

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この記事を書いた人

京都大学卒。新卒で大手企業に勤務。
小学校3年生〜6年生まで浜学園に通う。
中学受験の経験は高校受験、大学受験にも活きました。私の浜学園の経験を余すことなくお伝えします。

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