親御さん塾から帰ってきても机に向かわない…
最近やる気がなさそうで心配
中学受験の勉強は小学3〜4年生からスタートして、受験本番まで数年間続きます。その長い道のりの中で、モチベーションが下がる時期が来るのは、むしろ当然のことです。
私自身、5年生のころに中だるみを感じた時期がありました。それでも「継続すること」を大切にしていたことが、結果的に受験直前の成績アップにつながったと実感しています。
この記事では、私が実際に実践していたモチベーション維持の方法と、親御さんにできるサポートをあわせて紹介します。
- 中学受験の勉強モチベーションが下がる原因
- 元受験生が実践したモチベーション維持の5つの方法
- 親がわが子のやる気を引き出すために大切な3つのこと
- お子さんのやる気が続かなくて悩んでいる親御さん
- 中学受験の長い道のりを乗り越えるヒントを探している方
- 子どものモチベーション管理でどう関わればいいか迷っている親御さん
5年生で中だるみ、それでも「継続」が一番の武器


私が浜学園に通っていた5年生のころ、勉強への熱量が少し落ちた時期がありました。授業の難易度が上がり、思うように成績が伸びないと感じることもありました。
でも振り返ると、その時期を「やめなかったこと」が一番大きかったと思います。モチベーションが高くない日でも机に向かう習慣を続けていたことで、受験直前にグッと成績が伸びる土台ができていたのだと実感しています。
「やる気が出ない時期があるのは普通のこと」と最初から知っておくだけで、気持ちがずいぶん楽になります。
モチベーションを保つ5つの方法


ただ、そのやめない方法が分からない、難しいということですよね。最終的に京大まで進んだ私が、小学校当時を振り返って、モチベーションを保つ方法を5つ紹介します。
1. 「志望校合格」より近い目標を持つ
志望校合格は最大の目標ですが、受験本番まで数年あると遠すぎて実感が持てません。私が意識していたのは「次のテストでクラスを上げる」という身近な目標です。
クラスの昇格という目に見える目標があると、「なんとかして上に行きたい」という自然なやる気が生まれます。模試の偏差値でも、宿題の計算ミス数でも、何でも構いません。短いサイクルで達成できる目標を作ることが、日々のモチベーション維持につながります。
2. 勉強に「楽しさ」を見つける
勉強がつまらないと感じると、どんな目標があってもやる気は続きません。私の場合は、浜学園の授業が面白かったことが大きかったです。先生の教え方が引き込まれるもので、「授業を聞きたい」という気持ちが自然と勉強への意欲につながっていました。
もしお子さんが「勉強が全然楽しくない」と感じているなら、教材や学び方を変えてみることも選択肢のひとつです。漫画で学べる参考書や、語呂合わせを活用した暗記法など、楽しさの入口を作ってあげましょう。
3. 休憩のルールを決める
私の息抜きはテレビでした。見る時間はルールで決められていましたが、それがあることで「これが終わったら見られる」という区切りになり、集中できていた気がします。
「ずっと勉強だけ」では息が詰まります。ゲームでも、友達と遊ぶ時間でも、好きな休憩を「いつ・どれくらい」と決めておくことが大切です。
勉強20分・休憩2分を繰り返す「ポモドーロ法」は大人にも有効ですが、子どもの集中力に合わせた短いサイクルで取り入れてみてください。
4. 自己肯定感を大切にする
私は成績がずっと右肩上がりという感覚はありませんでしたが、「伸び悩んでいる」とも思っていませんでした。楽しく学べていたことが、自分を追い詰めずに済んだ理由だと思います。
成績が上がらない時期に「自分はダメだ」と思ってしまうのは、長期的なやる気を大きく削ぎます。「成績が伸びるタイミングは人それぞれ」と信じて、今日できたことに目を向けてあげましょう。
5. 「継続すること」そのものを信じる
受験直前に成績がグッと伸びたとき、本当に嬉しかったです。その経験から確信しているのは、「続けていれば必ず結果は出る」ということです。
モチベーションが高くない日も、低空飛行でいいから続けること。その積み重ねが、本番直前の伸びにつながります。
親がモチベーションのために出来ること


環境を整えて「支援する」
集中できる静かな環境を用意することが第一歩です。家族がテレビを見て楽しんでいる横で一人だけ勉強するのは、大人でも難しいです。
スケジュール管理や目標設定が難しそうなときは、一緒に考えてあげましょう。「自走できるまでは親が伴走する」という姿勢が大切です。
結果より「過程を褒める」
塾では成績での相対評価になりがちですが、家庭では「頑張っていること」自体を素直に褒めてあげてください。親御さんだからこそ気づける細かな成長や強みを見つけて、徹底的に認めてあげましょう。
「◯◯が苦手だから」と親が決めつけると、子どもも自信を失います。苦手の中にも「ここはできる」を見つけることが重要です。
気持ちに「共感する」
頑張れないときに「頑張れ!」と言っても逆効果です。まず「今どんな気持ち?」とお子さんの状況を傾聴することから始めましょう。
「そうなんだね、自分も子どもの頃そう思ってたよ」という共感の言葉は、お子さんの心を大きく支えます。
親の関わり方については下記の2記事でも解説しています。




まとめ
中学受験のモチベーションを保つ5つの方法をまとめます。
- 短期の身近な目標を設定する(クラス昇格・偏差値など)
- 勉強に楽しさを見つける(授業・教材・方法を工夫)
- 休憩のルールを決めて気持ちを切り替える
- 自己肯定感を大切に、今できることに目を向ける
- 「継続すること」を信じて低空飛行でも続ける
親御さんは「支援・褒める・共感」の3つを意識してサポートしてください。モチベーションの波は必ずあります。それを乗り越えた先に、受験直前の大きな伸びが待っています。







